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2007年7月29日 (日曜日)

温暖化対策(再)

 今日の日本経済新聞によれば温暖化対策に関して、東京都が政府より先に種々の対策を打ち出したと報告している。

 6月に行われたドイツで行われたG8サミットにおいて安倍総理は2050年に炭酸ガスなどの温暖化ガスの放出量を2000年比で50%に削減する構想を打ち出し、ごく最近までむずかっていた米国大統領ブッシュをいやいやながら賛成に回らせた経緯がある。来年の洞爺湖サミットではこの論議が濃密に行われると想定されるが、安倍さん始め政府閣僚は今だ中長期的な削減施策どころか、対策案らしきものはまだ打ち出していない。

 今はそんな所ではない選挙、選挙で毎日が済んで行ってしまっている。

 所が石原東京都知事は「大量のエネルギー消費地である都市のあり方が、地球の命運をも左右する」として手を打ち出してきた。というより今に始まったことではなく、前々から東京とは積極的なのだが、一層加速して手を打ち出した。

 これはちょうど米国におけるブッシュ政権が京都議定書を無視してきたのに対して、カルフォルニァ州が非常に積極的に温暖化対策を打ち出して、色々やりだしているのと非常に酷似している。というより逆にカルフル二ァ州が東京都に似て積極的になっている。

 東京は日本の総排出量の5%を排出しているようだが、これが所謂都市型排出であり、これを削減しようとしている。実行計画によると病院、卸売り市場、下水道局などのバイオマス対策などで、2010年/1990年で9%の削減を目標に具体的な施策を打ち出している。また神奈川、千葉、埼玉などの首都圏という広域での対策も手を打とうとしているらしい。とかく良くも悪くも話題の多い石原知事だが、この諸施策は素晴らしい。単に富裕な自治体のやることといって済むことではなくこんなことはどんどんやって日本のサンプルになって欲しいし、世界のサンプルになって欲しいものだ。

 所がである、それではその逆に赤字自治体の大阪府はどうだろうかと調べてみた。確かに「大阪府エコアクションプランー地球温暖化対策大阪府庁実行計画」という膨大な計画書」は公表されているが、全て平成15年度までの計画であってその後はあるのか無いのか私には分からない。しかもその内容は具体的な施策が殆ど何もないに等しい。太田知事は府庁内の不祥事ばかりで手が回らないのか?やる気が無いのか?どうも大分、石原さんとは視野が違うとみた。

 ともかく安倍さんも選挙が終わったら、社保庁や失言対策ばかりでなく、早く来年の洞爺湖サミットで日本が打ち出す環境対策をチョッとは具体化していかないと、世界の大国に付け焼歯と見透かされてしまう。

2050年迄ではない。2050年は成果の上がった到達年です。

そしてこのテーマは日本が世界をリードできる最高のテーマだと思うが如何でしょう?

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